M部屋

2001年5月17日
今日の受け持ちの部屋は、「M部屋」。そうMRSAの患者様の部屋。ほとんど寝たきりの方ばかりなのでバイタルを測るのにも時間がかかる。直接、訴えられない患者様、看護者が細かい観察を行い、小さな変化を見逃さないことが大切だから。
一人の患者様は、ターミナル期である。虫の声で何かを訴えてる。その声がリナには聞き取れない、心の声が聞こえない。
リナは、その患者様の冷たい手を握りながら「死なないで」とリナの心の声を送るのが精一杯だった。

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